lecture11 人を信頼しては良いけど信用してはいけない
この言葉は一見人間不信か?と問いたくなるかもしれませんが、
ここで言いたいのは、やると決めた事は最後まで責任を持たなければならないという事です。
誰しも信頼のおける人は
何人かは思い当たる人はいるのではないでしょうか。
何かを貴方がやろうとする時、
信頼できる人に何かをお願いして一部をおねがいすることはありませんか?
その際、その人が何かミスをして
貴方の仕事にリスクが生じてしまった時、
"貴方を信用してたのに!"
なんて言ってしまう事はないでしょうか。
信頼とは期待の意味合いが強いと思います。
信用というのは信頼よりも期待感が強く、あの人なら大丈夫と信じてしまっている意味合いで使う事が多いのではないかと思います。
何かをお願いする場合、
相手の行動に期待する事は大いに結構なことかと思います。
しかしながら、信用してしまって、任せた事を全て投げてしまって、当事者である貴方がそのことに対して何ら責任も負わないというのは通用しないことかと思います。
もし、頼んだ方が失敗して、
貴方がその人のせいでうまくいかなかった!
なんて言ってしまえば、
それは明らかに責任を相手のせいにして、自分はなんの非もないと自己正当化していることになります。
何事も、頼んだことに対しても、
頼んだ相手を思いやる心と感謝をもって、一緒に確認しながらやっていれば防げたことかもしれません。
それが、自分のすべきことに責任を持つということではないかと思います。
貴方の親や上司は如何でしょうか?
子供や部下を起こり散らして責任をてんかしてはいませんか?
もしくは、間違いを起こりはするが、きちっとフォローもして、同じことを繰り返さないよう目を向けていますか?
人を見て、私自身はどうなのか。
責任を持って何事も取り組んでいるか
見つめることも大切ではないかと思います。
合掌