Sky High

これからの時代を生き抜くためにいかにしていくべきか、時局や歴史や法則様々な観点から独自の調査をもとに洞察を深めながら記していきます。皆様の感性に良い刺激となれば光栄です。

lecture10 人を裁くものは自分も同じように裁かれる

 人は何度も同じ過ちを繰り返す。

そういう言葉を聞いた事はないでしょうか。


DVをした血統はDVをしてしまう傾向にある。

宗教闘争は周期的に繰り返しれる。

など、社会学的にもその傾向は検証されております。


近頃、はメディアも発達し

芸能人の浮気や女性問題などが取り上げられ

世論はしきりに批判したり断罪したりします。


ここで考えて欲しいのです。

それらは自分に関係のある問題なのですか?

自分自身は罪のない綺麗な人間なのですか?


目に見えるもので判断し人を判断する事は

その人を侮辱する行為になる事があります。


その人がどういう人生を歩み

どういう感情を通過し、受け止めきれなかった

心の傷が表に出た結果が、それなのだとしたら

貴方はその人を断罪する事ができるでしょうか。


もしそうならば相手のことも理解しないで

目に見えることだけで断罪するのは

貴方の偽善ではないでしょうか。


そうならば、

以前にも申し上げた

因果応報の原則により

貴方が貴方自身の弱点で裁きを受ける事になるのではないでしょうか。


ヒューマニズムと

真理とをしっかり私たちは理解するよう心がける事が私たちにはもっと必要だと思うのです。


合掌

チベットと新疆ウイグルの支配構造

水資源シリーズの番外編であります。


チベット民族の中共支配に関して文中で述べましたが、
これには長期的な支配戦略があり、この政策は
少数民族政策として至る所で実施されているといえます。


チベットの中共支配の歴史


FASE1 1950~1960年代  軍事的占領
              →現地人を服従させ収容所に入れる。


FASE2 1970~1980年代  軍用道路の拡張
              →漢民族の移住と現地人を結婚させる



    2008年 陳全国が2008年の北京オリンピック時のデモを弾圧
                     →強制収容そして愛国教育


    2020年夏 カイラス山の近くの神聖なマーナサローワル湖に軍事施設を
         建設する。(軍事インフラの拡大)
         →仏教徒とヒンドゥー教徒を侮辱する行為


 これから見てもわかるように軍事的に制圧することでその土地の文化を根絶やしにし、
愛国教育(赤化教育)を行うという構図である。
 FASE2は今もなお新疆では行われていることであり、チベット民族の支配構図は新疆でも同じように展開されている。
 
 実際、愛国教育は香港でも展開されており、中共を揶揄する番組が淘汰されたり、
学校教科書から天安門事件、チベットや新疆の説明が消えるなど、第2のチベットかが
着実に進んでいる。


これらの記事は以下のマウラ・モイナハンさんのインタビューを要約したもので
所々、私の意見を加筆したものです。興味のある方はご覧になられてください。

チベット活動家 マウラ・モイナハン氏インタビュー アジアの水を武器化する中共 三峡ダムに絡むチベット問題とは

中国の水を兵器化するアジア戦略(5)~忍び寄る赤化政策~

アジアの深刻な水問題が中國の政策に深く関わっていることは
専門家から見れば地政学的にすぐわかることである。
されどもなぜ、問題視されないのか。


一つは、中国は周辺国との情報交換をしないことがあげられる。
また、水の源泉があるのは中国であるため、周辺国からは何も言うことができない
ジレンマが存在する。


二つ目は中共は欧米メディアを買収しているということである。
これによって、チベット問題をタブー化させているのである。
このことは、赤化政策の視点から
自動的に新疆ウイグル問題のタブー化にもつながってしまう。
同時に、今、孔子学園問題が浮き彫りになっているが、
すでに、世界の主要な影響力のある大学、ハーバード、プリンストン、イエール大学などは
買収されており、それに関連するすべては自動的にこの問題はタブー化される。


三つ目は二つ目の買収にも関連してくるが
アメリカの軍事情報を得ることで、チベットでドローンやロケットミサイルなどの発射台を建設している。これにより、南アジアや東南アジアは20分で届く射程に入っている。


                                                                                                        @japanese.china.org.cn
また、チベットのアムド州は世界最大のウラム鉱山(特にチベット北部)があるが
そこに中共第9学会(核の研究所)を設立している。
まさに、中国の”ロスアラモス”である。
(ロスアラモスとはマンハッタン計画の研究所がおかれたアメリカの州のこと)


四つ目は責任を外にそらす。中共にとっての外敵を作るということである。
最もわかりやすい例を挙げると
チベットのダム問題や迫害問題から目をそらすため
ダライ・ラマ法王を中共は敵対視した。
これにより、法王は60年以上インドでの亡命生活を強いられている。
しかしながらチベット問題を逸らさせることには成功したといえるだろう。


世界的にもタブー化されている例を見ることができる。
2009年にオバマ大統領はダライ・ラマ法王との会談を予定していたがキャンセルをした。このことはチベット問題を表にする機会をなくし、問題を黙殺したといえるだろう。


このように表にならないところで
大きく世界は変化し、着実に中国の支配下に置かれようとしている傾向があることは
否めない。


世界の情勢をしっかりと正しく理解することが
これからはもっと大切になっていくことだと思う。