lecture7 喜びは分かち合う事で、その輪は広がっていく
私たちは幸せを求めて日々歩んでいます。
それは誰しも同じ想いであると思います。
では、どのような意識を持って生きていけば良いのでしょうか?
その一つの提案としてとても良い映画がありますので一つご紹介したいと思います。
@yahoo movie
この映画、ペイフォワードです。
見たことある人もいるのではないでしょうか。
少しネタバレがあるかもしれませんので、
ネタバレが嫌な方はこの先は読まない方が良いかもしれません。
この映画の肝は、貴方が人から助けてもらったら貴方はどうしますか?という問いにあります。
多くの人は、親切にしてもらった人にお礼をしようとするのではないでしょうか?
でも、この主人公の少年はそれを求めてないのです。なんて言ったのかというと
どんな小さいことでも良いので
自分以外の三人を助けてあげて下さい。
と言うのです。
これは非常に単純なことではありますが、
平和な世の中を構築する為には理想的な提案だと私は思うのです。
親切にされて、その相手にお礼をする関係は私とその相手との気持ちのキャッチボールになりますので
2人で円を描く事になります。
しかしながら、
私が貴方に親切にされて、私がが3人に親切をし、その三人がさらに三人づつ親切をすると一人から12人の喜びで繋がる。まさに12人の繋がりがここにできるのです。
素晴らしいことではありませんか?
しかし、これには肝心な事があります。
其々の人が、自分の利益を求めることよりも
相手が喜ぶ事に幸せを感じる感性が必要だと言う事です。
私が親切してあげたのに、あいつはお礼もしない。
無礼な奴だ。
みたいに言う方には通用ない事になります。
しかし、それは、わたしは親切ではなく、単なる偽善だと思うのです。
見返りを求めると言うことは対価を求めると言うことなので、相手の喜びよりも自分に利益をあることの方が優先順位が高いと言うことである。
ビジネスではそれは大切なことでありますが、
人として関わる関係の際は、その点は考える必要があるのではないでしょうか?
この映画の結末は、
主人公の少年は現実的にどう言う結末を迎えたのか?
その結末に対してその少年は、少年の願う結末を迎える事ができたのか?
それは皆さんが、皆さんの心で感じて掴んでもらえたらと思います。
何か、暖かいものを得る事ができたならば、
その想いを大切にして人生に活かして頂ければ幸いです。
合掌