lecture8 頭で理解する事と、体で理解することは全く違うものである
うまくいかない時に、
頭ではわかっているのだけど上手くできない。
という思いに駆られることはないでしょうか。
そう言う時は中々気持ち的に苦しいですよね。
この状態は自分が成長する上で
非常に重要な期間で、最も苦しい期間だと私は思うのですね。
プロ野球選手を例にあげてみましょう。
有名なイチロー選手は天才的な才能を発揮して
日本だけでなくメジャーでも大活躍されました。
その裏には
イチロー選手は猛烈な練習をする事でも有名でした。
その過程では、知識として自分のすべき事を理解し、それを何度も反復して練習し続けてモノにしたそうです。
不調やスランプもあったと思いますが、それをも感じさせない成績を残されました。
ここでわかることは、
頭で理解する上で、それを体で表現して
自分の癖や特徴を体で理解して、更に修正を加えて表現し続けて完成するものだと思います。
それは私たちの普段の生活にも言えることだと思うのです。
よく、"私はすぐ飽きちゃうんだよね"とか、言う人がおられますが、成したいものがあれば継続してめげずにやり続ける事、これが大切なのだと思います。
その過程で、必ず、自分の悪習や癖を理解し出した時、中々頭で理解した事とからだの理解が追いつかず歪みが出る事は避けられないと思います。
そう言う時に、
頭では理解しているけど、、、。
と言う状態に陥るのだと思うのですね。
ですので、
そう言う時は、登山で言えば8号目まで登っているのです。最後の最後、頭と体と心の歪みを調整する混乱しやすい時に来ているのだと思うのです。
ですので、そう言う時に遭遇した時は、
強い意志を持って乗り越える事が肝要です。
決して、後退しているのでなく、
生まれ変わる時だからこその産みの苦しみなのです。
日々を悔い残さず歩んでいきましょう。
合掌