Sky High

これからの時代を生き抜くためにいかにしていくべきか、時局や歴史や法則様々な観点から独自の調査をもとに洞察を深めながら記していきます。皆様の感性に良い刺激となれば光栄です。

Lecture5 活き金と死に金


私たちの生活でお金とは必要なものですよね。
必要なものがあれば買う事もできるし、旅行やプレゼントを買う事もできます。
そのような喜びの為に使う事ができます。


しかし、そのお金で借金を背負ったり、人から巻き上げる詐欺ような事をして人を不幸にすらこともできます。


私も以前は、お金なんてこの世に何故そんざいするのか!無くなればいいのにとか思った事があります。


しかし、人は幸せになる為の過程でお金というシステムを作り出したのだと思うのです。
そうでなければ、人間は無駄なものを作り出す生き物になってしまって
私たちが私たちの幸せになるという目的の為に生きているという事を否定する事になるからです。


では、どうすれば
喜びを作り出す活き金としてお金を使う事ができるのでしょうか?


それは至って簡単で、喜びの為に使ったり投資したりする事で
お互いにの喜びの記憶を作り出す為に使う事で
そのお金を喜びの永遠の記憶へと転化する事で
活き金になるのだと私は思うのです。


例えを挙げてみましょう。


例えば、ものすごく貧しい状況にあったとします。
しかし、自分の子供が留学して勉強したいと言っているとします。
今の稼ぎでは到底支援できないですが、
手当たり次第借金してお金を工面して留学を何とかできるようにしたとします。


生活は苦しくて、借金取りもきている状況は続いてますが、
そのお子さんは立派に学びを得て、帰ってきました。
そして、働き出してから両親の大変さを知ったとき、
息子さんは涙して両親に感謝し、
生まれ変わったように一層、両親を大切にしたとします。


両親は現実を見れば
借金まみれの、社会的に見れば負け組かもしれません。
その代わりに、お子さんとの絆はより深いものとなり
お子さんは困った人がいれば率先して助けるような人から感謝される人となったとします。


極端な例ではありますが
はたして、皆さんは
相手の思いに全力で答えようとする選択をとるか。
はたまた、できる範囲で事を収めようとするか。
どちらの選択を取りますか?


必ずしもそうなるとは言い切れません。
しかし、前回申し上げた因果応報に倣えば、どこかで
真心を形にしたならばその恩恵は返ってくるものだと思います。


お金とはその表現をする為の一つの道具に過ぎないと思うのです。


活き金にするのか、死に金にするのか。
それはその人の想いのあり方を表しているという事を
私たちは知っておかなければならないとおまいます。


合掌

×

非ログインユーザーとして返信する